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一関高専Life!
一関高専life

「活躍する学生」紹介 Vol.1

物質化学工学専攻1年

千田 勤

私が所属している福村研究室では、「反応工学を基盤としたバイオマスの有用化学物質への変換」が大きな研究テーマです。その中でも、私はバイオディーゼル燃料の合成に関する研究を行っています。


近年、温暖化問題やエネルギー問題を背景として、バイオマス資源の利活用に関する研究が注目されています。バイオマス資源は植物油や木材などに代表される有機性資源で、再生可能であることやバイオマスの利用による大気中のCO2濃度が増加しないカーボンニュートラルであることなどが特長です。バイオマス由来の有用物質のひとつであるバイオディーゼル燃料は、植物油とアルコールから合成されるクリーンな燃料です。私はこのバイオディーゼル燃料の製造で必要となる触媒をメカノケミカル法という手法で調製し、どのような構造の触媒が反応をより速く安定的に進行させるのかを明らかにするために日々研究に取り組んでいます。実験結果を1つ1つ整理して、どのような現象が起こっているかを考えることに研究の奥深さや楽しさを感じます。


研究成果は学会や学校のイベントなどで発表します。9月に参加した学会では、参加者のほとんどが大学院生という中で、優秀ポスター発表賞をいただきました。初めての学会参加でしたが、研究成果を他分野の学生や研究者に端的かつ魅力的に伝えることができ、研究への励みと自信につながりました。嬉しいことだけでなく、厳しいことや辛いことを言われることもありますが、すべてを前向きにとらえ、自分の視野と知見を拡げることに役立てています。

化学工学会第49回秋季大会反応工学部会シンポジウム・ポスターセッション
優秀ポスター発表賞の受賞を校長へ報告する千田君

本科生の時は陸上競技部に所属し、毎年全国高専体育大会(400m)に出場していました。今でも、研究や勉強で行き詰った時などは趣味のランニングで気分転換をしたり、後輩達の練習に混ざって体を動かしたりして健康な心身を維持することにも努めています。


現在、高専に入学してから6年目ですが、大変充実した毎日を送れています。これは高専ならではの自由度の高さによるものだと思います。今後もたくさんのことに挑戦し、工学の発展に役立てる技術者になりたいです。


(平成29年12月19日)