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一関高専について

校長挨拶

グローバル社会で活躍できる
感性豊かな実践的・創造的技術者の育成

一関工業高等専門学校は、全国に51ある国立高専の一つとして昭和39年に設立されました。中学卒業者を受け入れ5年間の課程で、産業界で即戦力となる技術者を育成する目的で設立されましたが、平成13年には、より高度な技術に対応できる人材を育成する目的で、5年課程の上に2年間の専攻科課程が設置されました。5年課程の卒業生には準学士の称号が、専攻科課程の修了生には大学改革支援・学位授与機構から大学卒と同じ学士の学位が授与されます。本校は創立以来50数年の歴史をもち、日本のものづくり産業を担う有為な人材を育て、産業界の発展に寄与しています。

高専の特長は5年あるいは7年の早期一貫の技術者教育にあります。1学年から学年が上がるにしたがって徐々に専門科目を増やしていく教育手法をとっていますので、5~7学年で無理なく世界レベルの高度な専門知識を習得することができ、また、卒業研究や特別研究などを通して、自主的に考える力や創造力を身につけることができます。これが、高専が社会から高く評価される結果に繋がっています。就職に関しては毎年数十倍という高い求人倍率を誇っています。卒業生、修了生の多くは企業の実践的技術者として活躍していますが、中には社長、取締役、工場長など管理者として活躍している人もいます。また、5年課程卒業後に著名な大学の3年次に編入学し、あるいは専攻科修了後に大学院に進み、その後企業の技術者だけでなく、大学・高専の教員やいろいろな研究機関の研究者として活躍している人もたくさんいます。

本校は時代の要請に応じてこれまでに何度か学科の改組や名称変更を行ってきました。日本の産業界はいま、経済のグローバル化、新興国の技術力の向上、IoTやAIの技術革新、超少子高齢化への対応など新たな展開の時代に入っています。それに伴い技術者にも、高度な技術に対応できる力だけでなく、広い視野をもち新しい発想でこれまでにないものを産み出していく力が求められています。このような近年の産業界の変化に対応するため、本校では平成29年度入学生より学科を改組し、これまでの4学科体制から1学科4系7分野の教育体制とすることにしました。学科名は「未来創造工学科」です。これは日本の未来あるいは中東北を中心とした地域の未来を切り拓いていく人材を育てるという思いが込められています。2年次に進むときに、「機械・知能系」「電気・電子系」「情報・ソフトウェア系」「化学・バイオ系」の4つの系の中から自分に適した専門分野を選ぶことができます。また、4,5学年では各系の専門分野を深めるだけでなく、社会のニーズや地域産業の変化を踏まえた7つの系横断・発展の分野がありますので、より複合的な知識を得ることができます。

科学や技術に興味・関心があり、将来、世界を相手に活躍したい人、あるいは地域の発展に貢献したい人など、夢を持っている人に是非入学して欲しいと思います。



柴田 尚志 SHIBATA Hisashi 2016.8