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一関高専について

校長挨拶

自ら考えて行動する、
実践的で創造的な次世代の技術者の育成

学校長 荒木信夫

一関工業高等専門学校は、昭和39年に岩手県南部の一関市に設立され、一貫して産業を支える技術者を育成し、日本の経済成長に大きく貢献してきました。工業高等専門学校は、中学校卒業後から5年一貫の準学士課程と、さらに2年間の専攻科から成り、実践的、創造的かつ国際的に活躍する高度な専門技術者の育成を目指した教育を行います。


5年間の準学士課程では、一般教育と専門の工学教育を組み合わせ、座学教育と共に実験や実習・演習を重視した実践的な教育を進めます。本校では景気の動向に左右されない高い求人倍率を維持しており、また、本校に設置されている専攻科への進学や、全国の国公立大学をはじめとする大学への編入学の道も用意されています。このように多様な選択肢があることも高専の特長です。準学士課程後の2年間の専攻科では、さらに高度な専門教育により研究能力や国際的視野を涵養し、7年一貫教育課程のもとに大学卒業と同じ学士の学位を取得できることになります。その後は大学院への進路も開けます。


高専教育の従来の目的は 「中堅技術者の養成」でしたが、社会や産業構造の変化にともない、「実践的で創造的な技術者の育成」へと高度化しました。本校ではこの変化に遅れることなく対応するため、平成29年度に4学科体制から未来創造工学科と機械・知能系、電気・電子系、情報・ソフトウエア系、化学・バイオ系の4系からなる新教育体制といたしました。1年次は共通基礎教育を終え、2年次以降は自ら選択した4つの専門系に進みます。さらに高学年では、専門系を横断した3つの横断分野と系独自の4つの発展的分野について学ぶことができる異分野融合型の教育システムです。


現在、社会は大きな変革期を迎えています。多くの情報や電子機器がインターネットを介してつながるIoT、学習能力を備えた人工知能AIは世界中の人々の生活を急激に変えています。それを牽引しているのは間違いなく技術者です。一関高専では科学の基礎科目と専門の工学教育をしっかりと定着したうえで、地域企業と連携した課題解決型プログラムや起業家塾などを通じ、課題や問題を自らが探し出し、解決策を構想し、チーム内の議論を通じてイノベーションを創出することのできる次世代の技術者を育成します。


一関高専では教育・研究の質の向上、社会の変化に対応する教育改革、地域連携の強化を教職員が一丸となって進めていきます。皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。



荒木 信夫  NOBUO ARAKI 2021.4