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教育・研究
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 一関高専では、「男女共同参画推進委員会」を設置し、男性も女性も働きやすい職場づくりを推進しています。「男性も女性も、意欲に応じて、あらゆる分野で活躍できる社会」を目指し、改善活動を展開しています。

輝く女性インタビュー(男女共同参画企画)

輝く女性インタビュー
Vol.1

未来創造工学科 化学・バイオ系

木村寛恵 先生

「輝く女性インタビュー」記念すべき第1回目は物質化学工学科の木村寛恵先生です。教育者であり、研究者であり、そして母でもあります。木村先生に働きながらの子育てについてお話を伺い、一関高専が働くママにとっても働きやすい職場になるためのご指針を提示していただきます。


インタビュアー:先生のご来歴をお聞かせください。先生は一関高専OGなのですね?

木村:そうです。背が高くなりたくて、バスケットボール部に所属していました(笑)。卒業後は岩手大学に3年次編入し、修士課程まで進みました。本当に研究が楽しくて。

---修士課程終了後は,就職されたのですね?

はい。群馬県でエッチングの研究をしたり、福島でセンサーを扱ったり。つくば市では(独)産業技術総合研究所でテクニカル研究員として働きました。そのときにカーボンナノチューブに出会い、実験をするうちに結果も出てきて。学会発表なんかもやらせてもらいました。そのうち、指導教授が筑波大の博士課程にいくことを勧めてくださって、私も一念発起頑張ってみようと決心したんです。

---そのときは既に結婚してお子さんもいたのだとか。

しかも、旦那は単身赴任中で、一人で子育てしないといけなかったんです(笑)。働きつつ子育てをし、研究&勉強もしなければいけない。子供もまだ小さかったですし、大変でしたね。ただ、メリハリはありました。職場では限られた時間の中で仕事の能率を最大化することに集中するので子供のことは頭の中から消えているんです。逆に仕事から帰宅したら、家事と子供の世話に頭が切り替わり、仕事や研究のことは一切考えません。そういうメリハリをつけられたので続いたのかな、と思いますね。本当にタイヘンで、あの頃は私のベストを尽くしたと思えます。あれ以上はムリです。ただ、子育てと仕事、そして研究の両立はタイヘンでしたが、子供がいたから頑張れた、とも思います。あの頃、「あきらめちゃダメ!」と何度も自分で自分を奮い立たせましたが、それも子供の存在があってこそだったのかな、と。

---現在も含めて、子育て環境は如何ですか。

子育てに限らず、私は本当に環境に恵まれてきました。高専での学生時代は良い先生や友達に恵まれました。会社や研究所で働いているときも、皆優しくて、いろいろなことを教えてくださいました。子育ての面でも、保育所の先生方には本当にお世話になりました。

---本校の子育て環境については。

産休や育休期間は恵まれていると思います。ただ、教員だと、実験実習の授業は休むわけにはいかないとか、自分がいなくなると他の先生に仕事のしわ寄せがいって迷惑をかけてしまうだろうな、と思って産休や育休をとることを躊躇してしまうかもしれません。ましてや担任を持っていたり、研究室を持っていたりすると・・・。休暇をとっても他の先生に迷惑がかからないような制度設計が少しずつでも実現できれば良いですね。
私は子育て中、ということで寮の宿直は免除していただいています。本当に感謝しています。部活顧問についても少し配慮していただけると嬉しいですね。

---男女共同参画という観点から何かご提案はありますか。

私は普段、自分が女性であることをことさら意識することは無いです。それだけ、女性にも働きやすい職場なのだと思います。ただ、女性教員ということで、女性研究者向けセミナー参加を依頼されたり、女子学生による学校紹介リーフレットの作成指導を依頼されたりすることも多いです。「男女共同」参画というからには、女性だけではなく、男性も一緒にやりましょうよ!とも思うんですよね。