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地域共同テクノセンター
地域共同テクノセンター

センター長挨拶

国立高専は全国51カ所に設置されており、地域を意識した高等教育機関として産業界に多くの人材を輩出してきました。同時に各高専は独自の専門性を生かして地域と連携し貢献することが使命です。

一関市は仙台と盛岡の中間地点にあり、今まで電気通信や半導体産業が地域の中心的な産業となって来ましたが、現在は医療産業や自動車産業などへと分野を拡大し、ILC関連産業の集積により更なる地域活性化を図ろうとしています。さらに2016年からは国からバイオマス産業都市の認定を受け、地域の特性を生かした地方創生に取り組んでいます。一関市には地域の公設試として実績がある公益財団法人岩手県南技術研究センターが存在します。

岩手県では北上川流域ものづくりネットワークなど、地域ごとの産学官ネットワークが組織され、半導体や自動車関連産業、精密部品、素材、食品、医薬品メーカーなど基盤産業から最終製品製造に至るまでの産業集積を図りつつあります。また沿岸部においては東日本大震災からの復興を果たすために、これまでにない高付加価値型の産業の集積が求められています。

これまで一関高専は地域共同テクノセンターを中心としてさまざまな取り組みを行ってまいりました。例えば、平成23年度から27年度までは大学等における地域復興のためのセンター的機能整備事業(文部科学省、代表:仙台高専)、平成24年度から28年度には自動車関連産業の集積を図る岩手県と連携して地域イノベーション戦略事業(文部科学省)「いわて環境と人にやさしい次世代モビリティ開発拠点」プロジェクトを行いました。後者では地域のモビリティ開発の人材育成に努め、皆様のご支援をいただいた本校学生が所属する岩手連合学生フォーミュラチームSIFTが第14回全日本学生フォーミュラ大会EVクラスで総合優秀賞を受賞いたしました。さらに平成28年度は一関市・県南技術研究センターと連携した「ものづくり産業技術開発推進事業」(総務省)において地元の企業様と8件の共同研究をさせていただきました。また、出前授業の家族ロボット教室で平成29年度科学技術分野の文部大臣表彰賞(理解増進部門)を受賞させていただきました。支えていただいた産学官の皆様に深く感謝申し上げます。

これまでの成果の上に地方創生における実質的な貢献を果たすために、平成29年度から地域共同テクノセンターを以下の三部門に統合・再編いたしました。各部門長を3人の副センター長が担当いたします。

地方創生(地域連携・復興支援)部門では、地域企業様や自治体と連携した産官学連携事業や共同研究を行って地方創生を強力にバックアップします。また、農商工連携など地域の特性を活かしたローカルイノベーションを支援し、一関高専や高専の保有する技術・設備の地域への普及活動を行ってまいります。

研究推進(共同研究支援)部門では、一関高専の研究力を向上させ地域に還元するために、研究推進活動や講演会・研究会活動を行ってまいります。昨年立ち上げた4つの研究会(加工・生産技術、再生可能エネルギー活用、バイオマス・地域資源活用、品質工学)を活用することで,地域企業様との連携を図って行きます。

人材育成(技術教育支援)部門では、自治体と連携して地域企業様や市民の皆様が要望される公開講座や出前授業を開催し、課題設定能力やプロジェクト推進能力を有する開発型の人材の育成に努めてまいります。本校は平成28年度から高専における「情報セキュリティ人材育成事業」の拠点校に指定されており、小中学生向けプログラミング教室など、この分野の市民への公開活動も進めてまいります。

その他、51高専のスケールメリットを活かした高専間連携により一関高専だけでは対応できないニーズに応える共同研究の仕組みや社会実装教育を実現しつつあります。

これらの仕組みを総動員して、地域企業様のイノベーションをお手伝いし、その時に必要とされるであろう一関高専卒業生の地域定着率を向上させる、これをもって、地方創生に貢献して行く所存です。そのためには地域企業様のご協力が不可欠です。「一関高専教育研究振興会」などを通じた皆様のご支援に感謝いたします。また、「公益財団法人岩手県南技術研究センター」におかれましては、分析および材料技術などで本校と連携した共同研究や人材育成事業を実施していただいており、ご協力に深く感謝申し上げます。

本校の役割は、人口減少社会に備え、地域に必要なイノベーションと人材育成を行い、皆様の挑戦のお手伝いをすることです。一関高専は地方創生のツールです。保有する設備も含めて是非ご活用ください。この地域が特徴を活かして発展を続け、地方創生のモデルとなることを願っています。


副校長(研究・地域連携担当)・地域共同テクノセンター長:戸谷 一英

設置目的

地域共同テクノセンターは、産学官交流の拠点および学内共同教育研究施設として、 地域産業の振興・活性化を助長し、地域の経済力向上に資するとともに、本校の学生の教育に還元することを目的としています。

センター組織

地域共同テクノセンターには3つの部門があり、学内の運営委員会のもと、各部門長を中心に活動しています。 テクノセンター業務に関連するお問い合わせは、総務課企画・産学連携担当にて承ります。

テクノセンター組織(平成29年度)

  氏 名 学 科
地域共同テクノセンター長 戸谷 一英 未来創造工学科 化学・バイオ系
副地域共同テクノセンター長 若嶋 振一郎 未来創造工学科 機械・知能系
滝渡 幸治 未来創造工学科 化学・バイオ系
秋田 敏宏 未来創造工学科 電気・電子系
部門長・副部門長 氏 名 学 科
地域創生部門長 若嶋 振一郎 未来創造工学科 機械・知能系
研究推進部門長 滝渡 幸治 未来創造工学科 化学・バイオ系
人材育成部門長 秋田 敏宏 未来創造工学科 電気・電子系
氏 名 学 科
産学官連携コーディネーター 佐藤 昭規
テクノセンター運営委員会
構成メンバー
氏 名 学 科
地域共同テクノセンター長 戸谷 一英 未来創造工学科 化学・バイオ系
副地域共同テクノセンター長 若嶋 振一郎 未来創造工学科 機械・知能系
滝渡 幸治 未来創造工学科 化学・バイオ系
秋田 敏宏 未来創造工学科 電気・電子系
教務主事補選出 小野 孝文 未来創造工学科 電気・電子系
学科選出 八戸 俊貴 未来創造工学科 機械・知能系
藤田 実樹 未来創造工学科 電気・電子系
小保方 幸次 未来創造工学科 情報・ソフトウェア系
福村 卓也 未来創造工学科 化学・バイオ系
渡辺 仁史 未来創造工学科 人文社会領域
事務部長 後藤 勉  

連絡先

■各種ご相談、お問い合わせは下記までご連絡ください。

住 所:〒021-8511 岩手県一関市萩荘字高梨

一関工業高等専門学校 地域共同テクノセンター

電 話:0191-24-4871(総務課 企画・産学連携担当)

0191-24-4774(総務課 企画・情報係)

FAX:0191-24-2146

メール:renkei@ichinoseki.ac.jp

※はじめてご来校される際には、管理・教育棟2階の総務課をお訪ね願います。