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「第4回全国高専ディープラーニングコンテスト2023」(DCON)で3位入賞を果たした本校のチーム「suzukiLab」が一関市長に入賞を報告しました!
6月8日、4月29日に開催された「第4回全国高専ディープラーニングコンテスト2023」(DCON)で見事3位を勝ち取った本校の5年生(現専攻科1年)によるチーム「suzukiLab」が一関市役所を訪問し、佐藤善仁一関市長に入賞を報告しました。
「suzukiLab」は、機械・知能系の鈴木明宏教授の指導のもと、専攻科生4人(佐々木颯太さん、髙橋慶さん、田中瞳子さん、山際拓磨さん)によって構成されたチーム。
チームを代表して高橋さんから、作品の特徴とビジネスモデル、評価されたポイントについて説明し、「昨年度に優勝した「Team MJ」の先輩たちからアドバイスをいただきながら開発を進めました。次の目標は起業することです。」と報告しました。佐藤市長は「ぜひ、市内で起業してほしい。応援しています」とエールを送りました。
「suzukiLab」は当初「学校教育現場のWBモニタ」と題して予選を突破しましたが、ユーザーのニーズを踏まえ、ビジネスモデルを再構築。「働く現場のWBモニタ」にピボット(方向転換)した点が評価され、評価額2億円で結果は第3位入賞となりました。
本来、WB(Well-being)は肉体的・精神的、そして社会的に満たされている状態を意味していますが、「suzukiLab」では働く現場における「やる気・満足感・達成感」をWB度と定義。「やる気・満足感・達成感」を感じた際に脳からドーパミンが放出されることに着目し、うなじに装着したセンサデバイスからディープラーニングを活用した脳血流計測によるWB度の推定を目指しています。
将来的には、企業にWBモニタを導入することにより、従業員のWB度の低下を把握することで、メンタルヘルスの問題を抱えたことによる休職や退職を防止するというビジネスモデルを検討しています。
今年9月の起業を目指している「suzukiLab」。昨年DCONで優勝した「Team MJ」に続き、DCON入賞チームによる起業は2事例目となる予定です。
一関市長と「suzukiLab」で記念写真を撮影しました。
一関市長に熱心に説明する学生たち。市長も今後の活躍に期待していました。