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学生情報
2023/05/08
学生情報

「第4回全国高専ディープラーニングコンテスト2023」(DCON)で本校のチーム「suzukiLab」が3位に入賞しました!

4月29日に開催された「第4回全国高専ディープラーニングコンテスト2023」(DCON)の本選に出場した本校の5年生(現専攻科1年)によるチーム「suzukiLab」が3位に入賞しました。

今年の出場チーム「suzukiLab」では,「学校教育現場のWBモニタ」で予選を突破し、本選に出場。今年も昨年に引き続き福祉に注目した提案を行いました。

今回のテーマは「ウェルビーイングの定量化」。ウェルビーイングとは、肉体的、精神的、社会的に満たされた状態を意味する用語であり、幸福度とも表現できます。世界の幸福度ランキングを見てみると、日本は54位と先進国の中ではかなり低い順位となっており、実際、業務上の負担や人間関係の心労でうつ病をはじめとしたメンタルヘルスの問題を抱えて休職や退職をする人は毎年10%以上にも上るそうです。

「suzukiLab」では、この問題に対するアプローチとして、労働者個々人の状態を生体情報に基づいた形式で定量化し、企業・個人の精神的リスクの低減、ひいてはウェルビーイングの向上に寄与するシステムを開発しました。

DCONでの評価の軸は技術性のほか、「事業として稼げる見込みがあるか」がポイント。ユーザーのニーズを踏まえ、ビジネスモデルを再構築し、学校教育現場のWBモニターから、働く現場のWBモニターにピボット(方向転換)して本選に臨みました。

プレゼンの結果、本校は3位と大健闘。評価額は2億円と、数字をきちんと追いかけて開発を進めた点が評価されました。

今後の学生たちの活躍にますます期待が寄せられています。

チーム「suzukiLab」のプレゼンの様子。

審査員やたくさんの観客の前で堂々とプレゼンを行いました。

評価額は2億円。結果は3位と大健闘。

数字をきちんと追いかけて、ビジネスモデルを再構築しらことが評価されました。

チーム「suzukiLab」のメンバー。今後の活躍に期待が寄せられます。