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公益財団法人JKA 「2024年度機械振興補助事業」の研究（化学・バイオ系 渡邊崇教授）が完了しました

化学・バイオ系の渡邊崇教授が昨年度採択された公益財団法人JKA の2024年度機械振興補助事業研究補助個別研究について、以下の研究の実施が完了しました。

【補助事業名】
高浄化・低コストを実現する革新的な閉鎖循環式陸上養殖システムの開発
【概要】
水質浄化能力に優れ,かつ電力コストを大幅削減できる閉鎖循環式陸上養殖システムの開発と社会実装を目指す。
１）水量4 t規模のオゾン浄化技術を搭載した閉鎖循環式陸上養殖システムの構築
２）閉鎖循環式陸上養殖に必要な装置を一元化した装置の開発
事業項目（解決すべき課題）
　①浄化1：魚介類が排泄する有毒な“アンモニアの完全除去”
　②浄化2：病気の蔓延を防ぐ“殺菌”
　③浄化3：ICT技術の導入に不可欠な“透明化”
　④浄化4：養殖特有の臭さを防く“脱臭”
　⑤浄化5：オゾン脱窒を阻む“タンパク質の除去”
　⑥コスト：“水温維持にかかる電カコストの大幅削減”
本システムとオゾン浄化技術と組み合わせた理想的な養殖システムを開発し、海なし県や内陸でも高品質で収益を伴う魚介類の生産が可能にし、低迷する日本の水産業の活性化に貢献する。

※この研究は、JKA研究補助事業（競輪）の補助を受けて実施しました。