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「産学交流の日」を開催いたしました。（１１月５日（月））

１１月５日（月）に一関高専が主管校となり東北工学教育協会高専部会主催による「産学交流の日」をホテルサンルート一関にて開催した。これは、東北地区における高専教育の充実・発展を図り、併せて地区高専教職員相互並びに産業界との交流促進を目的として、東北地区高専が年一回、持ち回りで開催している。今回、地域企業、高専・大学、高校、公設試及び県市町村等自治体関係者など約１１０名と多数が参加した。
特別講演として東北大学大学院工学研究科 中村健二教授による「次世代移動体用磁気ギヤードモータの開発」と題して講演を行い、その後に岩手県の重点分野である加速器（ILC）や医工連携・ライフサイエンス分野及び半導体分野についてデンソー岩手など企業による講演やJSTからはA-STEP事業の成果および一関高専の教員は自動車関連と農商工連携のシーズについて、計６名が興味深い講演を行い、高専機構研究統括参事の挨拶で閉会した。
なお、一関高専が厚生労働省の地域創生人財育成事業等で使用しているＥＶ教材キットカーPIUSやパネルの展示も行った。
参加者は、交流会でも、これからの地域における産学官連携の在り方について改めて認識を深めていた。

特別講演の中村教授

ＩＬＣクライオモジュール架台について講演する岩手製鉄の及川部長

医工連携について講演するアイカムス・ラボの片野社長

事業展開等について講演するデンソー岩手の伊藤社長