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日本農芸化学会2026年度本大会で本校化学・バイオ系の4年生が研究成果を発表
― 希少糖による免疫抑制効果を国内最大級の学術大会で発信 ―
令和8年3月11日(水)、同志社大学で開催された「日本農芸化学会2026年度京都大会」において、本校 化学・バイオ系 4年生の 小川直さん が、食品(食品機能・栄養―免疫・炎症)セッションにて、「希少糖によるTLR応答への影響の検討」 をテーマに研究発表を行いました。
講演番号:3B4pm02
発表日時:3 月 11 日 13:36~ B4 会場
演題:希少糖による TLR 応答への影響の検討
Influence of rare sugars on TLR-mediated responses
○小川 直、菅野 里咲、森 千種、二階堂 望、上野 裕太郎、中川 裕子、渡邊 崇、戸谷 一英
(一関高専 化学・バイオ系)
○ Nao OGAWA, Risa KANNO, Chigusa MORI, Nozomi NIKAIDO, Yutaro UENO, Yu-ko NAKAGAWA, Takashi WATANABE, Kazuhide TOTANI
(Natl. Inst. Tech., Ichinoseki Col., Div. of Chem. Eng. & Biotech.)
■ 日本農芸化学会大会とは
日本農芸化学会大会は、バイオサイエンス・バイオテクノロジー、食品、農業などの幅広い分野から、約1,800題の研究発表が集まる国内最大級の学術集会です。会場には4日間にわたり 約4,200名が参加し、一般講演、シンポジウム、ポスターセッションを通して日常生活に密接する最新の研究成果が共有されました。また、高校生などを対象に若手研究者を育成する「ジュニア農芸化学会」も併催されるなど、多彩なプログラムが組まれています。
■ 19歳で一般講演に登壇
今回、小川さんは大学教員や企業研究者、大学院生が多く登壇する「一般講演枠」にて口頭発表を行いました。19歳(大学1年生相当)という若さでの一般講演への登壇は極めて異例ですが、堂々としたプレゼンテーションと質疑応答を披露しました。“希少糖による免疫抑制効果の可能性”を示唆した新規性の高い研究内容は、会場の多くの研究者の関心を集め、今後の発展性についても高い評価を受けました。
■ 小川さんの研究と活動
・2024年度(高専3年)
学内ファンドを活用し、希少糖の免疫抑制作用の研究をスタート。テーマと実験計画はすべて自身によるもので、2025年3月に札幌で開催されたジュニア農芸化学会2025で初めて研究発表。
・2025年度(高専4年)
アントレプレナーチャレンジ(未来創造チャレンジ校長特別枠)に 地域未利用資源の機能性評価と地方創生で採択。
地域未利用資源の活用をテーマに Untapped Resources Lab(UR-Lab) を起業し、未利用資源の高付加価値化による医療展開や地域企業から受託分析を請け負う個人事業主としても活動を開始。
今回は、希少糖研究の成果を、日本農芸化学会「本大会」の免疫セッションで発表しました。
■ 今後の展望
小川さんは「未利用資源の可能性を科学的に示し、地域の産業に還元できる研究と起業活動を続けたい」と語っており、今後も研究と事業の両面で活躍が期待されます。本校では、こうした学生の主体的な挑戦を今後も支援してまいります。
