独立行政法人国立高等専門学校機構　一関工業高等専門学校">

実務家教員による講義「ディープラーニング（深層学習）」を実施しました

　本校では、令和４年度よりビジネスの第一線で活躍する民間企業のプロフェッショナル人材である実務家教員（副業先生含む）が複数の授業を担当しています。これにより、学生たちは最新の知識と技術を学び、社会で即戦力となる人材を育成することを目指しています。

　その一環として、AI・機械学習領域の実務家教員である、株式会社アイシンの武藤功樹先生による講義が、4年生の分野展開科目「機械学習」の履修学生を対象に実施されました。

　講義では、AIの中でも注目されている敵対的生成ネットワーク（GAN）について学びました。GANの基本的な仕組みや生成モデルの概要を理解し、画像生成の基礎を体験した後、自身で収集した画像を用いて自作データセットを構築し、実際にGANを使って画像生成を行う演習を実施しました。生成された画像の品質や学習の過程を通じて、AIモデルの構造や課題について理解を深めることができました。

　今年度の後期には、サイバーセキュリティ領域の実務家教員による講義も予定されており、本校の学生たちはさらなる学びの機会を得ることができます。