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お知らせ

2025/07/09
お知らせ
日立ハイテク社製の最新型走査電子顕微鏡を用いて講義と操作実習を実施しました
6月24日(火)に日立ハイテク社製の最新型電子顕微鏡を用いて、講義と操作実習を実施しました。
国立高等専門学校機構では半導体分野の人材育成事業を実施しており、一関高専は実践校として、電気・電子系を中心にこの事業に取り組んでいます。この事業の一環として、今回は日立ハイテク社のご支援のもと、同社小林健二様、立花繁明様、小方勇人様をお迎えし、同社製最新型のSU8700 FE-SEM走査電子顕微鏡を用いた講義を行っていただき、その操作実習も実施しました。半導体製造開発において走査型電子顕微鏡は欠かせない機材となっていますが、今回用いた電子顕微鏡は遠隔の操作が可能であり、本校と日立ハイテク社のラボをインターネットで接続して、学生が実際に操作し、半導体メモリーデバイスの電子顕微鏡観察を行いました。さらに、ナノメートルサイズ(髪の毛の太さの10万分の1程度の非常に小さなサイズ )の観察像を鮮明に撮影することも出来ました。
一関高専では、半導体分野の人材育成事業において半導体関連企業と連携し授業プログラムの開発・工場見学・インターンシップ等を実施し、今後も半導体産業を支える優秀な人材の育成・輩出に取り組んでいきます。


