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2025/04/24
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生研支援センター「AgriFood SBIR ピッチ・マッチング2025」でベストプログレス賞を受賞!

         ~専攻科卒業生・上野裕太郎さんは初代「SAC」に認定~

 令和7年3月17日、東京ミッドタウンで開催された「AgriFood SBIR ピッチ・マッチング2025」において、一関工業高等専門学校 未来創造工学科 化学・バイオ系の渡邊 崇 教授を代表とする研究チームが、生研支援センター「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」における研究成果と事業構想を発表しました。
 本研究では、温暖化から地球と生物を守る「複合的環境ビジネス」の創出を目指し、技術開発と事業化に向けた取り組みを進めています。イベントには、令和3~6年度にSBIR支援に採択されたスタートアップ企業や、起業を目指す研究者など計45チームが参加し、それぞれが最先端のテクノロジーやビジネスプランを発表・マッチングを行いました。渡邊教授のチームは、事業化に向けた積極的な取り組みが評価され、優秀研究課題の一つとして「ベストプログレス賞」を受賞しました。
 また、当時 専攻科2年であった上野 裕太郎 さん(現・本校特命助教)は、SAC(スーパーアグリクリエーター)発掘支援プログラムにおいて研究成果を発表。アグリ・フードテック分野における将来有望な若手研究起業家として、初代SACに認定されました。
 今後は、段階的な伴走支援のもとで事業化およびスケールアップを図り、食料・農業分野におけるさらなる技術革新を目指して活動を続けていきます。


■SAC(スーパーアグリクリエーター)発掘支援プログラム
 SAC発掘支援プログラムは、農林水産省SBIR事業の一環として実施されるプログラムで、将来のアグリ・フードテックを担う優秀な若手人材を発掘し能力向上を支援することを目的に、セミナー・PAメンタリング等の支援を実施するプログラムです。プログラムを修了し所定の審査を通過した場合、本事業のプログラムマネージャー(PM)によりSAC(スーパーアグリクリエーター)として認定されます。
 なお、今回受賞したベストプログレス賞は、メンター等との事業化検討を積極的に取り組み事業化に向けて大きく前進した研究課題に対して、プログラムマネージャーが選出するものです。全7チームが受賞対象となりました。