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化学・バイオ系の渡邊崇教授を代表者とする研究課題がBRAIN「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」に採択されました
一関高専未来創造工学科 化学・バイオ系 渡邊崇教授を代表者とした研究課題「磯焼けウニの活用普及に寄与する閉鎖循環式陸上養殖システム・餌の開発」が、生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター/BRAIN)の「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」に採択されました。(研究開発テーマ3「農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進」)
BRAIN「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」は、研究開発型スタートアップ等による研究開発やその成果の事業化を支援し、農林水産業・食品産業の政策的・社会的な課題の解決を図り、イノベーション創出を促進することを目的とするものです。プログラムでは、農林水産業・食品産業における政策的・社会的な課題の解決に資する研究開発テーマを設定し、研究開発型スタートアップ等(起業前の研究者を含む)が事業化を目指して取り組む研究課題を公募し、外部専門家による審査を経て採択課題が決定されます。 今後は、事業化に関する知見・経験が豊富なプログラムマネージャーの支援を受けながら、目標の達成に向けて研究開発を進めることとなります。
また、同プログラム採択に伴い、専攻科2年生の上野裕太郎さんが、同研究のスーパーアグリクリエーター候補者に選定されました。スーパーアグリクリエーターは令和6年度から新たに追加された制度で、当該候補者は、将来のアグリ・フードテックを担う優秀な若手人材として、発掘・能力向上支援のための各種メニュー(研修、セミナー、メンタリング等)に参加し、研究起業家としてのスキルを磨くことができます。 今後、上野さんはスーパーアグリクリエーターの発掘・能力向上支援のためのプログラムを通して研究起業家としてのスキルを高め、渡邊教員とともに陸上養殖の更なる発展を目指していきます。