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専攻科生が岩手県工業技術センターで開催された半導体基礎セミナーを受講しました

半導体・ナノテクノロジー基礎論を選択している専攻科生6名(1年生3名、2年生3名)が、1月23日(火)岩手県工業技術センターで開催された半導体基礎セミナーを受講しました。

「フォトリソグラフィ入門」として、酸化亜鉛上にくし形電極を形成して、紫外線に反応する光センサを作製し、その特性の評価まで体験しました。クリーンルーム内では、10mm角の基板をピンセットを用いて慎重に取り扱わなければならず、真剣さと緊張が伝わる細かい作業を行いました。
また、完成した基板を顕微鏡で観察したり、実際に紫外線を照射して特性を計測したりしたことで半導体製造の面白さや難しさを身をもって感じることができました。
学生からは「手先の器用さが求められて大変な作業だった」「非常に繊細な作業だった」「学んだ知識と経験を就職先で役立てたい」などの声が聞かれました。
半導体製造工程の一部を手作業で行うことで、製造技術や半導体特性についての理解が深まり、大変有意義なセミナーとなりました。
今回、講師をしていただきました岩手県工業技術センターの皆さまに感謝申し上げます。

本セミナーはテレビ局の取材を受け、当日のニュースで実習の様子が放送されました。