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12月19日（火）に奥州市立衣川中学校で「サイバーセキュリティ講座」を実施しました

本校の情報・ソフトウェア系の教員と学生による出前授業として奥州市立衣川中学校の３年生を対象に「サイバーセキュリティ講座」を実施し、体験型教材を通してセキュリティ意識向上に取り組みました。

前半はインターネットの仕組みや便利に利用しているインターネットにはどんな危険が潜んでいるのかを学び、後半では本校の教員と学生が中学生向けに開発した体験型教材によるサイバーセキュリティ演習を行いました。

サイバーセキュリティ演習では、短いパスワードや簡単なパスワードが攻撃者によって簡単に解析されるパスワードの総当たり攻撃と辞書攻撃を体験することによりパスワードの重要性を再認識し、どんなパスワードが良いかみんなで意見を出し合いました。

また、フィッシング詐欺体験では、タブレット端末で用意したフィッシングサイトへの誘導メッセージからフィッシング体験サイトに誘導され、入力したIDとパスワードが簡単に攻撃者によって読み取られる様子を目の前で体験しました。フィッシング詐欺についてみんなでどうやったら防ぐことができるか意見を出し合い、クラス全体でのセキュリティ意識向上を図りました。

出前授業後のアンケートでは「パスワードを作る時などは今まで以上に気をつけたい」「実際に体験しながらお話を聞くことができて楽しかった」「実際に学んだことを演習でき、貴重な体験をすることができました」などの回答をいただき、出前授業による中学生のセキュリティ意識向上を図ることができました。

本校では今後も複雑化するサイバー攻撃の動向に合わせて中学生のセキュリティ意識向上に寄与するためのサイバーセキュリティ体験型教材を開発し、地域全体のセキュリティ意識向上を目指した活動を継続していきたいと考えています。