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お知らせ
2019/11/14
お知らせ

本校本科5年生が令和元年度高専-技大プラズマネットワーク研究会にて優秀発表賞を受賞

 令和元年11月9日(土)に長岡技術科学大学にて開催された令和元年度高専-技大プラズマネットワーク研究会において、本校本科5年生の古川稜君(電気情報工学科)がポスター発表した“Agricultural Application of Pulsed-electric Discharge Plasma Using Renewable Energy for Seed Disinfection and Growth Improvement (著者:古川稜、石ケ森大河、小松一聖、藤田実樹、奥村賢直)”が、優秀発表賞を受賞しました。
受賞した研究は、食物生産効率向上および植物発病リスク低減によって、世界人口の増大に伴う食料不足の解決を目指したものです。具体的には、空気中の窒素をプラズマによって酸化することで植物の肥料である硝酸を生成し、植物の生長を促進します。さらに、プラズマ照射により種子を殺菌することで、病気のもととなるバクテリアを失活化し、植物を病気から守ります。また、例えば電力が安定供給されていない発展途上国においても本技術が利用できるよう、このプラズマ発生システムの全動作エネルギーを太陽光で賄うよう設計されていることも本研究の特徴の一つです。

受賞時の様子(中央が古川稜君)