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一関高専 第一講義室にてインターンシップ留学生による成果発表会が行われました。
短期留学生がそれぞれのテーマでインターンシップの成果を発表しました。
現在3人の長期インターンシップ留学生が在籍しています。彼らは専門の指導教官の研究室に配属され、学術的・革新的な研究を日本人学生と共に行っています。
タイのパトゥムワン工科大学からの留学生タナドルさんは6月から8月にかけて機械・知能系の鈴木明宏教授の下で「自動車の居眠り運転防止装置の開発」に関する研究に従事し、項(うなじ)で測定した脈波情報から深層学習を用いて眠気の推定に取り組みました。
同じくパトゥムワン工科大学のエワリンさんは情報・ソフトウェア系の和山正人准教授の下で近年、盛んになっているサイバー攻撃対策に機械学習を適用する研究に従事。タイトルは「SQLインジェクション攻撃用コードのタイプ分類への取り組み」です。
7月から8月にかけて本学でインターンシップを行っているフランスのISENからの留学生ウーゴさんは電気・電子系の川合雄輔助教の下で「ラズベリーパイを用いた制御に関する研究」を行いました。LED電球のスイッチ、モーター制御の作成を経て夏休み期間は模擬車の制御実験を行う予定です。
3人は研究について「最新の技術を学ぶ貴重な経験でした」と語り、学内外での日本文化体験については「日本の人々は親切で、街は美しくて気に入った。また来ます!」と笑顔でコメントしていました。
7月21日(金)
ウーゴ・セシェ(Hugo SECHET)さん[フランス・ISEN/阿部 林治 先生]
「転倒検知ブレスレットとビデオゲームの開発」
8月4日(金)
タナドン・カイソーン(Tanadol KAISON)さん[タイ・パトゥムワン工科大学/鈴木 明宏 先生]
「首につけた脈波センサで血流低下を学習した自動車乗車時の眠気推定」
エワリン・クムティンゲウ(Evaryn KUMTINKAEW)さん[タイ・パトゥムワン工科大学/和山 正人 先生]
「SQLとPythonを用いた実践的なサイバー攻撃手法の仕組みの解析」
ユーゴ・ジュエンヌ(Hugo JOUENNE)さん[フランス・ISEN/川合 勇輔 先生]
「Arduinoを活用したRCカー」