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学生情報
2023/01/20
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【プラチナ大賞】経済産業大臣賞受賞を報告

 昨年10月に行われた「第10回プラチナ大賞」において,「すり足・ふらつきに着目した認知症予防・早期発見デバイス『D-walk』の開発について」(岩手県、一関市、一関工業高等専門学校)が「大賞・経済産業大臣賞」を受賞し,D-walkを開発した研究グループ(写真左から、機械知能系 教授 鈴木明宏、専攻科システム創造工学専攻1年、石井聖名、菊地佑太、佐藤汰樹)は校長に受賞の喜びを報告しました。

 プラチナ大賞は,一般社団法人プラチナ構想ネットワーク(会長 小宮山 宏 氏)が主催するイノベーションによる新産業の創出やアイデアあふれる方策などにより社会や地域の課題を解決し、「プラチナ社会」の姿を体現または体現しようとしている全国の自治体や企業などの取り組みを賞という形で称える制度で, 2013年から毎年開催されています。

 学生チームは,同年4月に行なわれた「第3回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2022」(D-CON)においても,過去最高の企業評価額10億円,投資額5億円という評価で最優秀賞を獲得。
 全国規模のコンテストで2冠を達成しています。

 チームが開発した「D-Walk」は,軽度認知障害(MCI)を早期に発見し,認知症予防につながるとし,介護関係団体だけではなく,様々の方面から実用化が期待されています。
 また,多くのメディアにこの取り組みが報じられ,高専生の知識や技術力だけではなく,課題解決力の高さにも注目が集まっています。

 学生たちは,「認知症で苦しむ方を少しでも減らしたい」との思いから,「D-walk」の社会実装に向けてさらなる研究・開発を進めており,現在,高専発学生ベンチャーの準備に取り掛かっており,令和4年度内に起業する予定です。

 

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