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一関高専の3年生が「第21回日本再生医療学会総会・中高生のためのセッション」で受賞しました!
令和4年3月17日~4月15日までオンラインで開催された「第21回日本再生医療学会総会」の中高生のためのセッションの作文で、本校化学・バイオ系3年生の菊地義和君(現化学・バイオ系4年)が、並み居る進学校に混じって栄えある銅賞を受賞しました。これは、高専では初めての快挙です。
【参考URL】中高生のためのセッション 選考結果 |第21回日本再生医療学会総会
http://www.congre.co.jp/jsrm2022/contents/teens_prize.html
作文のテーマは「共創」。
「私たち一人ひとりはできることが限られたとても小さな存在です。しかし、多くの人の力が合わされば、人を感動させるものや今までになかったものを生み出すことができます。第21回日本再生医療学会総会は「翔べ再生医療」をテーマとして、これからの再生医療がさらに成果を上げていく姿をイメージし、その時に大切なこととして「共創」を掲げています・・・」(第21回日本再生医療学会総会HPより引用)
菊地義和君の作文名は「小さな愛が伝わるのなら」。2,000字におよぶ力作の結びは「誰かを無条件に愛し、誰かの支えになること、そのことこそが、現代社会の様々な問題を解決するためのキーワードである「共創」を実現するための初めの一歩になるのである。世界中の人々がその一歩を踏み出し、小さな愛が伝わるのなら・・・そう願ってやまない。」。これはまさに現在のVUCAの時代を生きるための処方箋です。
右から2人目が菊池さん
彼はこの活動を「未来創造チャレンジ」(Withコロナ時代の免疫力向上プロジェクト)の一環として行い、もう一人のメンバーである、同じクラスの和野崎貴乙君と支え合いながら創作活動に励みました。和野崎君も、令和4年3月16日に日本農芸化学会主催のジュニア農芸化学会2022 (高校生による研究発表会)で、代表者として菊地義和君と支え合いながら「免疫力増強を指向した機能性食品のナノマテリアル化」のタイトルでスライド10枚のオンライン発表を行いました。同学会(ジュニア農芸化学会2021)では令和3年3月19日に、やはり「未来創造チャレンジ」の上野裕太郎君、八重樫健成君、岩渕沙姫さん(現在化学・バイオ系5年)が発表し、優れた発表6選に選出され学会誌「化学と生物」に掲載されました。
【参考URL】化学と生物 - 日本農芸化学会 - | Vol.60 No.1 | 地域資源由来のナノファイバーとデジタルモールド技術によるマイクロ流体デバイスの設計と細胞接着制御 (jsbba.or.jp)
https://katosei.jsbba.or.jp/index.php?aid=1518&back_bn_show=181&bt=on
このように「未来創造チャレンジ」は高専生の新たなチャレンジと「共創」を支え続けています。