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イベントのお知らせ
2023/02/09
イベント

令和4年度いわて高等教育コンソーシアムシンポジウムを開催

 令和4年度いわて高等教育コンソーシアムシンポジウムは、「これからの地方創生を担う人材の育成について」をテーマに、今年度は一関高専が担当校となり令和5年2月4日(土)一関文化センター中ホールを会場に開催しました。
 いわて高等教育コンソーシアムは、岩手大学、岩手県立大学、岩手医科大学、富士大学、盛岡大学、放送大学岩手学習センター、一関工業高等専門学校、岩手県立大学盛岡短期大学部、岩手県立大学宮古短期大学部、盛岡大学短期大学部の10機関で構成され、多様な領域で地域の中核を担う人材育成を柱に様々な活動を実施しております。本シンポジウムは毎年開催しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となりました。
 基調講演では本校の卒業生でセルスペクト株式会社 代表取締役兼CEO 岩渕拓也氏を講師にお招きし、「地方創生のエッセンス:高等教育に期待する新しい役割」と題して、地方創生の社会課題全般の解決を諮るための取り組み等について、SDGsや様々な事例を交えながら講演していただきました。
 また、コンソーシアム構成校(岩手大学、岩手県立大学、岩手医科大学、富士大学、盛岡大学、放送大学岩手学習センター、一関工業高等専門学校)からは、今回のテーマに則した人材育成について各大学等の取り組み状況の報告が行われました。本校は、明石副校長が一関高専におけるアントレプレナー教育として、授業、インターンシップ、放課後講座における取り組みについて報告しました。とくに、寄附講座の起業家人材育成塾の実施内容や実際に起業した学生の取り組みを取り上げました。
 パネルディスカッションでは、中山副校長がコーディネーターとなり、各大学等の報告を踏まえた将来展望についての意見交換が行われました。パネリストの明石副校長は、一関高専学生によるスタートアップ起業が増えることによって、地域が活性化してほしいと述べました。
 最後に各大学長等から一言ずつコメントをいただき、今後の取り組みに向けての情報共有が図ることができ貴重な機会となりました。

基調講演講師 岩渕氏

構成校からの報告 明石副校長

パネルディスカッションの様子