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情報・ソフトウェア系 お知らせ
2024/12/25
お知らせ

実務家教員(副業先生)による講義「情報セキュリティインシデントハンドリング演習」を実施しました

 本校では、ビジネスの第一線で活躍する民間企業のプロフェッショナル人材である実務家教員(副業先生)が専門性を活かして複数の授業を担当しています。
 今回は、情報・ソフトウェア系5年生の専門科目「情報セキュリティ特論」を履修する学生を対象にサイバーセキュリティ領域のコンサルタントでもある実務家教員の芳賀 宇幸 先生 が実施した「情報セキュリティインシデントハンドリング演習」について、KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター主催の授業見学会を開催しました。

 講義では、セキュリティフレームワークやセキュリティ組織の概要、さらには具体的なセキュリティインシデント事例について学びました。その後、ECサイトがサイバー攻撃を受けたことを想定したシナリオに基づき、学生が業務部門、SOC、CSIRTの役割を分担してグループ演習を行い、実践的な情報セキュリティインシデント対応を体験しました。

 今回の授業見学会には、国立高専機構「KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター」運営校を含む5校の高専から計8名の教員が参加し、授業の見学およびグループ演習に参加しました。受講学生からは「この演習は、来年社会人として働く上で非常に有意義でした」、「実際の業務の流れを知り、大変参考になる話を聞けて勉強になった」といったポジティブな声が多く寄せられました。実務に即した授業形式により、学生たちは実践力と問題解決力を向上させる貴重な経験を得ることができました。

 なお、サイバーセキュリティ領域における実務家教員による授業は、令和7年1月にも予定されています。