• Techno Center
地域共同テクノセンター
地域共同テクノセンター

ごあいさつ

地域共同テクノセンター長 : 福村 卓也


一関工業高等専門学校は、豊かな自然と優れた文化の下、地域の皆様のご協力を賜りつつ、開学以来60年にわたり多くの優秀な技術者を育成してきました。

地域共同テクノセンターは、地域産業の活性化ならびに本校教育研究活動の高度化を目的として2006年に高度生産技術教育研究センターから改組・設立されました。日本でも有数の自動車関連企業および電子部品製造企業の集積地である岩手県の特性を踏まえ、地域共同テクノセンターは、岩手県、一関市および(公財)岩手県南技術研究センターなどの関係機関との協働で地域企業の技術力の向上と発展に貢献してまいりました。以下がその一例です。
 

【自動車関連産業に係る産学官の協働】
 北上川流域の中核産業である自動車関連産業の高度技術者育成を目的として、2022年度岩手県より委託された「北上川DX推進高度人材確保促進事業」等により、「次世代モビリティハイスクール(高校生対象)」、「次世代モビリティカレッジ(大学生・高専生対象)」、「次世代モビリティラボ(企業との共同研究)」を実施し、全県的に幅広い層を対象とした人材育成を展開しています。

【一関市との協働】
 一関市と2011年度より企業人材育成事業を連携して実施しており、技術的な内容以外にも「技術経営」や「品質工学」などの最新のコンテンツも取り入れ、地域企業の皆様より好評を得ています。

【地域企業との連携】
 本校は地域企業と連携した学生教育にも力を入れており、地域企業開発のEV教育キットを活用した実践的ものづくり教育を2018年より本格的に実施しております。その成果は、本校自動車部(岩手連合学生フォーミュラチーム)が全日本学生フォーミュラEVクラスにおいて2016年には総合優秀賞を受賞した実績にも現れています。

【TOLIC加盟企業との連携】
 2022年度より「東北ライフサイエンス・インスツルメンツ・クラスター(TOLIC)*」の加盟企業と連携して、企業が抱える課題の解決に学生が取り組む「課題解決型地域インターンシップ」を実施しています。このインターンシップは実践的かつ学生のモチベーションを高めるカリキュラムとして極めて教育効果が高く、産学官連携による学生教育は本校の大きな資産です。
* 東北・岩手を基盤とするライフサイエンスの事業化連携体
 

デジタルトランスフォーメーション(DX)の急速化や生成AIの登場など、私たちは社会状況の激変に直面しています。こうした中でも本校は常に時代の技術レベルに即した装置・機器の整備につとめております。また、質の高い地域連携活動の実践を目的として、2023年度より地域共同テクノセンターの改組に着手し、組織の改善も常に行っています。

本校は教育研究活動の高度化を図っており、未来においても地域のイノベーションプラットフォームとして多くの皆様のご要望にお応えできると確信しております。本センターでは、実践的な学生教育の展開と地域産業の発展を同時に実現することを揺るがない指針として活動してまいります。今後とも皆様からの厚いご支援とご協力を賜りますようお願いいたします。

設置目的

地域共同テクノセンターは、地域産業の振興・活性化および本校の研究力の組織的向上を図り、本校の学生の教育に還元することを目的としています。

センター組織

地域共同テクノセンターは、産学官連携コーディネータと3つの部門から組織され、各部門長を中心に活動しています。

テクノセンター組織(令和5年度)

職 名 氏 名 所 属 職 位
 地域共同テクノセンター長 福村 卓也 未来創造工学科 化学・バイオ系 教 授
 副地域共同テクノセンター長 村上  明 未来創造工学科 機械・知能系 教 授
佐藤 一樹 未来創造工学科 総合科学自然科学領域 准教授
二階堂 満 未来創造工学科 化学・バイオ系 教 授
職 名 氏 名 所 属 職 位
 企画戦略部門長 村上  明 未来創造工学科 機械・知能系 教 授
 企画戦略副部門長 佐藤 一樹 未来創造工学科 総合科学自然科学領域 准教授
 研究高度化・外部資金獲得推進部門長 佐藤 一樹 未来創造工学科 総合科学自然科学領域 准教授
 研究高度化・外部資金獲得推進副部門長 滝渡 幸治 未来創造工学科 化学・バイオ系 准教授
 人材育成事業部門長 二階堂 満 未来創造工学科 化学・バイオ系 教 授
 人材育成事業副部門長 阿部 林治 未来創造工学科 情報・ソフトウェア系 教 授
職 名 氏 名 所 属 職 位
 産学官連携コーディネータ 鈴木 明宏 未来創造工学科 機械・知能系 教 授
 産学官連携コーディネータ 戸谷 一英 未来創造工学科 化学・バイオ系 特任教授
 産学官連携コーディネータ 梁川 甲午 地域共同テクノセンター
 産学官連携コーディネータ 早川 源一 地域共同テクノセンター

連絡先

■各種ご相談、お問い合わせは下記までご連絡ください。

住 所:〒021-8511 岩手県一関市萩荘字高梨

一関工業高等専門学校 地域共同テクノセンター

電 話:0191-24-4871(総務課 企画・産学連携担当)

FAX:0191-24-2146

メール:renkei@ichinoseki.ac.jp

※はじめてご来校される際には、管理・教育棟2階の総務課をお訪ね願います。