Last update : Apr. 15, 2007

 一関高専を目指す 
 中学生の皆さんへ 


物質化学工学科のプロフィール

--- 実験重視、21世妃の中核となる人材を育成 ---


● 化学工学科の誕生と物質化学工学科への改組

 本学科の前身である「化学工学科」は、化学工業が発展し、 同時に公害が社会問題となっていた昭和44年、 発展と公害対策の両方に対応できる技術者の養成を目的に設置されました。 化学工学科は、全国高専のうち3校だけに設置された特色ある学科です。 以来、四半世紀にわたり、1000余名の優秀な人材を世に送り出しています。
 その間、「化学工学」は、化学製造プロセスの設計・制御技術、 エネルギー・資源の有効利用技術、環境を守る技術などとして大きな成果を上げ、 発展してきています。さらに最近では、微生物や酵素などの働きを利用する、 いわゆるバイオテクノロジーが、地球に優しい物質生産技術として 応用されるようになってきています。
 このような状況のもと、平成7年に、これまでの化学工学分野を学ぶ 「プロセス工学コース」とバイオ分野を学ぶ「生物工学コース」を併せ持つ、 高専では初めての「物質化学工学科」に改組し、新たな歴史を造り始めています。

● 物質化学工学科の教育方針と卒業後の評価

 高専は学問的素養とセンスを兼ね備えた、 工業社会の中核となる技術者の養成を目指しています。 本学科においても授業はもちろんのこと、広いスペースの実験室や実習工場を有し て特に実験に力を注いでいます。 白衣と試験管のイメージの基礎的化学実験から、 作業服を着て行う専門実験まで、段階に応じた数多くの実験を通して、 現象を観察・解析する力を養い、 さらに卒業研究を通じて創意と工夫を引き出す教育を行っています。
 授業面では、演習を多く取り入れるなどして理解し易い授業を工夫し、 また学科内で意見交換を密にして学生の気質を理解し、 教育効果を上げるように努めています 。 さらに学生の勉学意欲を刺激して一層の効果を上げるために、危険物取扱者、 公害防止管理者、工業英語検定など各種資格の取得もすすめています。
 本学科の学生は5年間の間に着実に力を伸ばし、 企業での仕事ぶりも高い評価を得ています。 バブル景気後の全産業的な不況の中でも企業での人気は高く、 就職希望者全員が優良企業に決まっています。 希望者が増えている大学編入学の場合も、高専の実力が評価され、 受け入れ大学も増える状況にあり、ほとんどが希望をかなえています。 過去5年間に本学科から国立大学へ編入学した者は 卒業生の約30%となっています(卒業生の進路)。

● 今後の役割

 地球上の限られた資源を有効に利用し、工場や都市生活から排出されるゴミや 有害物質をも有用な物質に変換する学問として、「化学」には大きな期待が 寄せられています。 物質を化学的に変化させて利用する技術は、石油化学のような化学物質を製造する 工業はもとより、半導体などのエレクトロニクス製品を製造する 工業でも威力を発揮するなど、広い分野で役立っています。 今後も、さらに新素材やバイオの分野などを加えて新しい工業を産み出し、 ますます発展を遂げていくことでしょう。

  化学に興味のある中学生諸君! 物質化学工学科に入学して勉強し、 実力ある21世紀の中核となる人材に育って下さい。


卒業生の進路



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