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物質化学工学は化学製品を工業的につくる技術を研究する学問です。
 化学繊維、医薬品、プラスチック、セラミックスなど、私達の生活は化学反応を利用してつくった製品によって支えられています。これらは、例えば、原料を粉砕し、水に溶解させて加熱するなどの準備を行って反応させ、その生成物をろ過、乾燥したり、あるいは蒸留や抽出するなどしてつくられます。これを工業的規模で経済的に行うには、原料を選び、操作とその順序および条件を決定し、装置を設計する技術が非常に大切です。
 物質化学工学は、このように化学製品を工業的につくる技術を研究する学問です。
 熱エネルギーや資源をリサイクルして利用する省エネルギー・省資源技術、有害物質を環境へ出さない環境保全技術は近年特に重要性が増しています。
 本物質化学工学科は、1995 年、従来の化学工学科を改組、より幅広い知識も持つ化学技術者の育成を目指し、化学工学に加えてバイオ技術も学べるように人員・設備を補強してスタートした学科です。化学工学は、生活を豊かにする物質をつくり、環境を守るためにも役立っています。これから、ますます大切になる学問です。

化学プロセス Chemical Process (図をクリックすると拡大します)