胆沢扇状地における6月の水田の状況と
教師なし分類(ISODATA法)による土地被覆分類の結果

●現地の被覆は水域なのに、自動分類を行うと、もともとの7項目植生図
 が、水田に登録されているので、水ではなく水田としてしまう処理例。
 こういうことがあると、最後はやはり、人間の判断で、土地被覆分類の
 結果を判定する必要がある。



苗は約15 - 20 cm


苗の間にはすきこんだ稲わらくずが浮遊している


ところどころ苗を植えていないところもある


水田の遠景


築館や小牛田のように、全部水田というわけではない。
屋敷林などが点在している。(散居空間)


北上市では、構造改善事業で広い水田になっている。


TM画像では、わずかにクロロフィルのある水域を撮影されるであろう。



1999.6.6に8mm VTRにて撮影:佐藤清忠


 6月の衛星画像では、土地被覆分類により水域と水田を区分けすることは 難しい。  水田と判別された箇所は、おそらく15cmの苗でそのように判別されたわけ ではなく、住居や屋敷林の情報を30m地上分解能の画素情報に含み、水域に してはおかしいというような判定結果で、水田に分類されたのではないかと 考える。 これはTM衛星による原画像(バンド3,2,1によるナチュラルカラー画像) これは7項目にマージした現況植生図 これは7項目との比較で、教師なし分類結果のクラスタを それらしいカテゴリーに割り当てた自動分類結果。 水田に気遣いした結果であるが、いろいろ問題がある。 (分類結果の精度を表すCONFUSEマトリクスも、必ずしも一致度が高いわけ  ではない) 参考までに環境庁編の現況植生図(岩手県では108種類の植生がある)は 次のようになっている。胆沢扇状地は全部、水田の登録になっている。